昏厥 こんけつ
昏厥とは?
この記事のポイント
昏厥は卒然と倒れることを言うが、一過性のものと持続的なものを含む。現代医学でいうところの、一時性昏暈、昏迷などが含まれる。
昏厥
昏厥は卒然と昏倒することで、四肢厥冷、昏蒙、人事不省などを伴う。
病因はそれぞれにある。
昏厥には二種類あるが、一過性でしばらくして自力で蘇生するものと、持続した昏迷で目が覚めないものとがある。
現代的医学での分類でいえば、「一時性昏暈」と「昏迷」ということになる。
前者の場合は「鬱冒」に見られ、各種厥証と中暑などにその症状がみられる。後者の場合は中風、尸厥(しけつ)などに見られる。
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この記事を書いた人
瀬戸郁保
IKUYASU SETO
鍼灸師・登録販売者・国際中医師
古医書に基づく鍼灸を追究しさらに漢方薬にも研究を拡げています。東洋医学の世界を多くの方に知っていただき世界の健康に貢献したいと思います。
東京の表参道で、東洋医学・中医学に基づいた源保堂鍼灸院・漢方薬店 薬戸金堂を営んでおります。
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