桂枝茯苓丸
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桂枝茯苓丸

桂枝茯苓丸とは?  この記事のポイント 桂枝茯苓丸は、夫人の胞宮中に瘀血があるものを治す方剤である。その作用によって、妊娠時の胎動不安、腹痛漏下の証に対応することができる。 桂枝茯苓丸の出典 『金匱要略』 桂枝茯苓丸の分…

五味消毒飲 ごみしょうどくいん
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五味消毒飲 ごみしょうどくいん

五味消毒飲とは? 五味消毒飲の出典 『医宗金鑑』 芍薬湯の分類 癰瘍剤 ← 五味消毒飲 五味消毒飲の組成 金銀花 20g 野菊花 15g 蒲公英 15g 紫花地丁 15g 紫背天葵子 15g お酒を加えて飲む ※用量は、…

川芎茶調散 せんきゅうちゃちょうさん
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川芎茶調散 せんきゅうちゃちょうさん

川芎茶調散とは? 川芎茶調散の出典 『太平恵民和剤局方』 川芎茶調散の分類 治風剤 疏散外風 ← 川芎茶調散 川芎茶調散の組成 川芎 120g 荊芥 120g 白芷 60g 羌活 60g 甘草 60g 細辛 30g 防風…

甘麦大棗湯 かんばくたいそうとう
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甘麦大棗湯 かんばくたいそうとう

甘麦大棗湯とは? 甘麦大棗湯の出典 『金匱要略』 甘麦大棗湯の分類 安神剤 ← 甘麦大棗湯 甘麦大棗湯の組成 甘草 9g 小麦 9~15g 大棗  5~7枚 甘麦大棗湯の効能 養心安神 和中緩急 補脾気 甘麦大棗湯の主治…

解表剤

解表剤

解表剤とは? 解表剤の概念 解表剤はどのようなときに使うのか?  解表剤の作用は、発汗、解肌、透疹(疏達腠理)などである。表証を解除する方剤を解表剤と総称する。八法のなかでは、汗法に当たる。  体を覆う表皮は身体を守るた…

三子養親湯 さんしようしんとう

三子養親湯 さんしようしんとう

三子養親湯とは? 三子養親湯の出典 『韓氏医通』 三子養親湯の分類 祛痰剤 温化寒痰 ← 三子養親湯 三子養親湯の組成 白芥子 6g 紫蘇子 9g 莱菔子 9g 三子養親湯の効能 降気快膈 化痰消食 三子養親湯の主治 痰…

加減葳蕤湯 かげんいずいとう
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加減葳蕤湯 かげんいずいとう

加減葳蕤湯とは? 出典 『通俗傷寒論』 分類 解表剤 扶正解表 ← 加減葳蕤湯 組成 生威蕤 9g 生葱白 6g 桔梗 5g 東白薇 3g 淡豆鼓 9g 蘇薄荷 5g 炙甘草 1.5g 紅棗 2枚 ※用量は、中国の教材で…

平胃散 へいいさん
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平胃散 へいいさん

平胃散 ごれいさん 平胃散は、祛湿剤・燥湿和胃に分類される。湿が脾胃に滞っているものに対して効果を発揮する。脾胃の作用が弱っている場合に候補として挙がりやすい方剤である。 出典 『和剤局方』 分類 祛湿剤 燥湿和胃 ← …

麻杏甘石湯 まきょうかんせきとう
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麻杏甘石湯 まきょうかんせきとう

麻杏甘石湯 まきょうかんせきとう 出典 『傷寒論』 分類 解表薬 辛涼解表 ← 麻杏甘石湯 組成 麻黄 5g 杏仁 9g 甘草 6g 石膏 18g ※用量は、中国の教材である『方剤学』(上海科学技術出版社)を採用していま…

藿香正気散 かっこうしょうきさん
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藿香正気散 かっこうしょうきさん

藿香正気散 かっこうしょうきさん 出典 『太平恵民和剤局方』 分類 祛湿薬 燥湿和胃 ← 藿香正気散 清熱祛湿 利湿滲湿 温化水湿 祛風勝湿 組成 大腹皮30g 白芷30g 紫蘇30g 茯苓30g 半夏曲60g 白朮60…

麦門冬湯 ばくもんどうとう
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麦門冬湯 ばくもんどうとう

「麦門冬湯」とは? 麦門冬湯の出典 『金匱要略』 麦門冬湯の分類 治燥剤 軽宣潤燥 滋陰潤燥 ← 麦門冬湯 麦門冬湯の組成 麦門冬(60g) 半夏(9g) 人参(6g) 甘草(3g) 粳米(6g) 大棗(3枚) ※各生薬…

小青竜湯 しょうせいりゅうとう
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小青竜湯 しょうせいりゅうとう

「小青竜湯」とは? 小青竜湯の出典 『傷寒論』 小青竜湯の分類 解表剤 辛温解表 ← 小青竜湯 辛涼解表 扶正解表 小青竜湯の組成 麻黄(9g) 芍薬(9g) 細辛(3g) 乾姜(3g) 甘草(3g) 桂枝(6g) 半夏…