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症状・症候関連用語

東洋医学・中医学に特有の症状名、証候名を解説しているカテゴリーです。

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

厥 けつ

厥とは? 厥  「厥」には以下の三つの意味がある。 1) 逆気(下から上に突き上げる)のことで、通常はこれは腹部の上から心胸部に至るもの。多くは寒邪が病になったものを指す。 2) 忽然と昏暈する、人事不省。原因は多種ある… 続きを読む »厥 けつ

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

怔忡 せいちゅう

怔忡とは? 怔忡の概要  怔忡とは、心臓が飛び出すのではないかというくらいの激しい動悸のことを言う。そのため、心跳ということもある。劉完素はその著書『素問玄機原病式』の中で、「心胸躁動、謂之怔忡」と記している。  心臓の… 続きを読む »怔忡 せいちゅう

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

譫語 せんご

「譫語」とは? 「譫語」の概要 患者が神志不情の状況の中で、胡言乱言する症状のことを譫語という。 多くは実証に属し、高熱になっているときや、温邪が営血に入っているときに起きる。 “邪犯心包”、“熱入心包”などの証候のとき… 続きを読む »譫語 せんご

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

痞 ひ

「痞」とは? 痞の概要 痞とは、胸腹間に気機が阻塞不舒した一種の自覚症状のことを言う。 痞の原因 邪熱壅聚、気虚気滞が原因となる。 痞の種類 腸満の感覚がある場合は、「痞満」と称する。 邪熱阻滞が上焦にあれば、胸部痞塞と… 続きを読む »痞 ひ

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

錯語 さくご

「錯語」とは? 「錯語」の概要 言語が錯乱しているもの。 独語、錯語ともに、心気不足に属する。神が失われたものなので、虚証となる。

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

温病

温病とは? 温病は傷寒論とは異なる病程を示す熱病である。 温病の概念 温病とは、温邪が引き起こす多種多様の急性外感熱病の総称である。 温邪は陽邪の一種であるから、陽熱の特性を具えている。 温邪には多種多様のものがある。 … 続きを読む »温病

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独語

「独語」とは? 独り言。 意味不明なことを休みなくしゃべっているが、人を見ると止まるもの。

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

黄帯 おうたい

「黄帯」とは? 「帯下」は現代医学でも使われる用語ですが、ここでは主に東洋医学で使われる「帯下」について述べています。 帯下の中で、淡黄色がかったものを「黄帯」という。 黄帯の概要 女性の膣口から出てくる粘液や組織片など… 続きを読む »黄帯 おうたい

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

青帯 せいたい

「青帯」とは? 「帯下」は現代医学でも使われる用語ですが、ここでは主に東洋医学で使われる「帯下」について述べています。 帯下の中で、青緑がかったものを「青帯」という。 青帯の概要 女性の膣口から出てくる粘液や組織片などの… 続きを読む »青帯 せいたい

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

四飲 しいん

四飲とは? 四飲は、以下の四つの飲のことをいう。 痰飲 懸飲 溢飲 支飲 『金匱要略』に初出する。 それぞれの解説については、以下のページを参考にしてください。 (解説ができていないのは、順次ページを増やしてまいります。… 続きを読む »四飲 しいん

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

中満 ちゅうまん

中満とは? 中満の症状 中満とは、腹中が脹満している症状のことをいう。 中満の原因 脾胃の運化機能が失調し、気機痞塞することで中満になる。 中満の原因は、気虚、食滞、寒濁上壅、湿熱困阻などがある。

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

嘈雑 そうざつ

「嘈雑」とは 嘈雑の病機 肺陰不充によって、肝火が脾胃を薫蒸する。 それにより、胃が調和を失ってしまい、下げる力が落ちてしまう。 すると、水穀之精微がめぐらなくなるため、肝陽揺動し、擾擾不寧して嘈雑の症状が現れる。 &n… 続きを読む »嘈雑 そうざつ

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

まとめ 風熱犯肺証・熱邪壅肺証・燥邪犯肺証

風熱犯肺証・熱邪壅肺証・燥邪犯肺証の発病季節と主症・兼証 証候名 発病季節 主症 兼証 風熱犯肺証 冬春に多い 咳嗽・痰稠色黄 鼻塞流濁涕、身熱悪風、口乾咽痛 熱邪壅肺証 冬春に多い 咳嗽・気喘・痰黄・高熱 口渇煩躁不安… 続きを読む »まとめ 風熱犯肺証・熱邪壅肺証・燥邪犯肺証