手足厥冷 てあしけつれい
手足厥冷とは? 手足厥冷 「手足厥冷」とは、四肢の冷えが肘より上、膝より上に現れた症状のことを言う。「手足逆冷」「四逆」とも言う。 寒熱の分類がある。寒証の手足厥冷は、陰寒内盛、陽気衰微によるもので、陽気の温暖が四肢に… 続きを読む »手足厥冷 てあしけつれい
東洋医学・中医学・薬膳・鍼灸の用語の50音た行
手足厥冷とは? 手足厥冷 「手足厥冷」とは、四肢の冷えが肘より上、膝より上に現れた症状のことを言う。「手足逆冷」「四逆」とも言う。 寒熱の分類がある。寒証の手足厥冷は、陰寒内盛、陽気衰微によるもので、陽気の温暖が四肢に… 続きを読む »手足厥冷 てあしけつれい
天門冬とは? 天門冬の出典 『神農本草経』 天門冬の性味・帰経 性味甘・苦大寒 帰経肺経腎経 天門冬の分類 補虚薬 補陰薬 ← 天門冬 天門冬の効能 清肺降火 滋陰潤燥 天門冬の効能・作用 1.燥咳痰粘、労嗽喀血 天門… 続きを読む »天門冬 てんもんどう
天麻とは? 天麻の出典 『神農本草経』 天麻の性味・帰経 性味甘平 帰経肝経 天麻の効能 熄風止痙 平肝潜陽 天麻の効能・作用 1.肝風内動・驚癇抽搐などの証 天麻の効能には、熄風止痙がある。よって、肝風内動を治療する… 続きを読む »天麻 てんま
灯心草とは? 灯心草の出典 『開宝本草』 灯心草の分類 利水滲湿薬 ← 灯心草 灯心草の性味・帰経 性味 寒・淡 微寒 帰経 心経・肺経・小腸経 灯心草の効能・主治 利水通淋 清心除煩 灯心草の応用 1.熱証の小便不利、… 続きを読む »灯心草 とうしんそう
中渚について 穴名の由来 中渚の「渚」は水辺の砂州や、大きな川の中州のことをいう。液門穴から上に行った中手骨の中間にあることから中渚と名付けられた。 所属 手少陽三焦経 位置 手背の第4,5中手骨間で、中手指節関節後方の… 続きを読む »中渚 ちゅうしょ
築賓について 穴名の由来 築賓の「築」は堅実なこと。 「賓」は住むところ。 築賓は、下肢を挙げたときに腓腹筋が収縮して硬くなるところなので、このような名前が付いたとされる。 別名 築濱 所属 足少陰腎経 位置 腓腹筋の内… 続きを読む »築賓 ちくひん
中脘について 穴名の由来 中脘の「中」は、中間のこと。「脘」は胃腑のことを指している。中脘穴は、胃の募穴で、臍と胸骨体下縁を結ぶ線の中点に位置する。 別名 上紀、胃脘、太倉、胃管、中管、胃募 所属 任脉 位置 前正中線上… 続きを読む »中脘 ちゅうかん
太谿について 穴名の由来 太谿の「太」は、大きい、盛んという意味があります。湧泉から湧き上がった腎経の流れは、腎経の原穴であるこの太谿穴で盛んになります。そしてここからさらに腎経が海に向かって注いでいく谿であることを示し… 続きを読む »太谿 たいけい
「淡竹葉」とは? 淡竹葉は清熱薬・清熱瀉火薬に分類される。清熱除煩、利尿の作用がある。 淡竹葉の出典 『本草綱目』 淡竹葉の別名 竹葉麦冬 淡竹葉の分類 清熱薬 清熱瀉火薬 ←淡竹葉 淡竹葉の性味・帰経 性味: 甘・淡 … 続きを読む »淡竹葉 たんちくよう
「知母」とは? 知母は清熱薬・清熱瀉火薬に分類され、清熱瀉火、滋陰潤燥の作用がある。石膏と相須関係があり、白虎湯の組成になる。肺熱咳嗽に対しては、貝母と配伍される二母散。さらに、陰虚火旺、肺腎陰虧、陰虚消渇などにも用いら… 続きを読む »知母 ちも
「竹葉」とは? 竹葉は清熱薬・清熱瀉火薬に分類される。熱病煩熱口渇に用いられたり、心火上炎、口舌生瘡や驚熱にも利用される。別名を「淡竹葉」という。 竹葉の別名 淡竹葉 竹葉の出典 『名医別録』 竹葉の分類 清熱薬 清熱瀉… 続きを読む »竹葉 ちくよう
「桃仁」とは? 桃仁は活血祛瘀薬に分類され、活血祛瘀、潤腸通便などの効用がある。この作用から、痛経、結滞、産後瘀滞不屈、跌打損傷、瘀阻疼痛、さらには肺瘍、腸瘍にも用いられる。その他に、腸燥便秘、咳嗽気喘に対しても補助薬と… 続きを読む »桃仁 とうにん
「帯下」とは? 「帯下」は現代医学でも使われる用語ですが、ここでは主に東洋医学で使われる「帯下」について述べています。 帯下の概要 帯下(たいげ)は「下り物」、「こしけ」とも呼ばれるもので、女性の膣口から性交時以外に出て… 続きを読む »帯下 たいげ
中満とは? 中満の症状 中満とは、腹中が脹満している症状のことをいう。 中満の原因 脾胃の運化機能が失調し、気機痞塞することで中満になる。 中満の原因は、気虚、食滞、寒濁上壅、湿熱困阻などがある。
大補陰丸 だいほいんがん 原名:大補丸 出典 『丹渓心法』 分類 補益剤 補気 補血 気血双補 補陰 ←大補陰丸 補陽 組成 黄柏(120g) 知母(120g) 熟地黄(180g) 亀板(180g) 猪脊髄 蜂蜜 効用 … 続きを読む »大補陰丸 だいほいんがん
定志丸 ていしがん 出典 『雑病源流犀燭』 分類 安神剤 組成 人参(90g) 茯苓(90g) 茯神(90g) 菖蒲(60g) 姜遠志(60g) 朱砂(30g) 蜜丸 効用 補心益智 鎮怯安神 主治 滋養安神の効用がある… 続きを読む »定志丸 ていしがん
潮熱 ちょうねつ 解説 発熱が潮の満ち引きのように定時になるとやってくることを潮熱という。 多くの場合午後に出現することが多い。 潮熱には、病因が三つある。 体内の陰液が不足している状態で、夜のとばりが下り… 続きを読む »潮熱 ちょうねつ
天花粉 てんかふん 出典 『神農本草経』 分類 清熱瀉火剤 ← 天花粉 清熱燥湿薬 清熱涼血薬 清熱解毒薬 清虚熱薬 性味・帰経 性味: 苦・微甘 / 寒 帰経: 肺経・胃経 効能・主治 清熱生津 清腫排膿 応用 1.熱… 続きを読む »天花粉 てんかふん
胆南星 たんなんせい・たんなんしょう 胆南星は、天南星を研末にして、牛胆汁とともに加工生成して小塊状あるいは円柱状にしたもの。 胆星と略すことがある。 分類 化痰止咳平喘薬 化痰薬 ← 天南星 止咳平喘薬 性味・帰… 続きを読む »胆南星
天南星 てんなんせい・てんなんしょう 分類 化痰止咳平喘薬 化痰薬 ← 天南星 止咳平喘薬 性味・帰経 性味: 苦・辛 / 温 / 有毒 帰経: 肺経・肝経・脾経 効能・主治 燥湿化痰 祛風止痙 応用 1.頑痰咳嗽… 続きを読む »天南星