手足厥冷 てあしけつれい
手足厥冷とは?
この記事のポイント
手足厥冷とは、四肢の冷えが肘より上、膝より上に現れた症状のこと。
手足厥冷
「手足厥冷」とは、四肢の冷えが肘より上、膝より上に現れた症状のことを言う。「手足逆冷」「四逆」とも言う。
寒熱の分類がある。寒証の手足厥冷は、陰寒内盛、陽気衰微によるもので、陽気の温暖が四肢に到達しないために起きる。怕冷、下痢清穀、脈沈微、舌淡などをともなうことになる。熱証の手足厥冷は熱盛傷津、熱邪阻遏によるもので、陽気が表面に向かうことができなくなったものである。胸腹灼熱、口渇心煩、神昏譫妄、舌質紅絳、脈促有力などが現れる。
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参考資料
この記事を書いた人
瀬戸郁保
IKUYASU SETO
鍼灸師・登録販売者・国際中医師
古医書に基づく鍼灸を追究しさらに漢方薬にも研究を拡げています。東洋医学の世界を多くの方に知っていただき世界の健康に貢献したいと思います。
東京の表参道で、東洋医学・中医学に基づいた源保堂鍼灸院・漢方薬店 薬戸金堂を営んでおります。
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