柏子仁 はくしにん
柏子仁とは? この記事のポイント 柏子仁は安神薬に分類され、虚煩不眠、惊悸怔忡などの証に用いられる。また、種子であるため潤の性質を持ち、油が多いために腸燥便秘に用いられる。 柏子仁の出典 『神農本草経』 柏子仁の性味・… 続きを読む »柏子仁 はくしにん
東洋医学・中医学・薬膳・鍼灸の用語の50音は行
柏子仁とは? この記事のポイント 柏子仁は安神薬に分類され、虚煩不眠、惊悸怔忡などの証に用いられる。また、種子であるため潤の性質を持ち、油が多いために腸燥便秘に用いられる。 柏子仁の出典 『神農本草経』 柏子仁の性味・… 続きを読む »柏子仁 はくしにん
防己黄耆湯とは? 防己黄耆湯の出典 『金匱要略』 防己黄耆湯の分類 袪湿剤 燥湿和胃 清熱袪湿 利水滲湿 ← 防己黄耆湯 温化水湿 祛風勝湿 防己黄耆湯の組成 防已 12g 黄耆 15g 甘草 6g 白朮 9g 大棗 一… 続きを読む »防己黄耆湯 ぼういおうぎとう
防已とは? 防已の出典 『神農本草経』 防已の性味・帰経 性味甘・苦寒 帰経膀胱経腎経脾経 防已の分類 袪風湿薬 ← 防已 防已の効用 風濕 止痛 利水 防已の効能・作用 1.風湿痹痛 防已はよく袪風湿止痛することがで… 続きを読む »防已 ぼうい
平胃散 ごれいさん 平胃散は、祛湿剤・燥湿和胃に分類される。湿が脾胃に滞っているものに対して効果を発揮する。脾胃の作用が弱っている場合に候補として挙がりやすい方剤である。 出典 『和剤局方』 分類 祛湿剤 燥湿和胃 ← … 続きを読む »平胃散 へいいさん
「白朮」とは? 白朮は補気薬に分類される。脾経・胃経に帰経するため、補気健脾の要薬になる。また運化作用を強くするので、燥湿利水も出来るため、痰飲水腫の良薬にも。その他に肌表不固、安胎作用などもある。 金銀花の出典 『神農… 続きを読む »白朮 びゃくじゅつ
「白帯」とは? 「帯下」は現代医学でも使われる用語ですが、ここでは主に東洋医学で使われる「帯下」について述べています。 白帯の概要 女性の膣口から出てくる粘液や組織片などの総称を「帯下」というが、「白帯」はその中でも、病… 続きを読む »白帯 はくたい
「扶正袪邪」とは? 「扶正袪邪」の概要 「正」とは、人体の正気のことをいう。 「邪」とは、体に悪さをする邪気のことをいう。 「扶正」とは、正気を扶助して強めること。またそのための薬や経穴を用いること。 「袪邪」とは、邪気… 続きを読む »扶正袪邪 ふせいきょじゃ
「補骨脂」とは? 補骨脂の出典 『薬性論』 補骨脂の別名 破胡紙 補骨脂の分類 補虚薬 補気薬 補陽薬 ← 補骨脂 補血薬 補陰薬 補骨脂の性味・帰経 性味: 苦・辛 / 大温 帰経: 腎経・脾経 補骨脂の効能・主治 補… 続きを読む »補骨脂 ほこつし
「麦門冬湯」とは? 麦門冬湯の出典 『金匱要略』 麦門冬湯の分類 治燥剤 軽宣潤燥 滋陰潤燥 ← 麦門冬湯 麦門冬湯の組成 麦門冬(60g) 半夏(9g) 人参(6g) 甘草(3g) 粳米(6g) 大棗(3枚) ※各生薬… 続きを読む »麦門冬湯 ばくもんどうとう
「麦門冬」とは? 麦門冬の出典 『神農本草経』 麦門冬の別名 麦冬、寸冬 麦門冬の分類 補虚薬 補気薬 補陽薬 補血薬 補陰薬 ← 麦門冬 麦門冬の性味・帰経 性味: 甘・微苦 / 微寒 帰経: 肺経・心経・胃経 麦門冬… 続きを読む »麦門冬 ばくもんどう
白芷 びゃくし 分類 辛温解表薬 ← 白芷 辛涼解表薬 性味・帰経 性味: 辛 / 温 帰経: 肺経・胃経 効能・主治 解表 祛風燥湿 消腫排膿 止痛 応用 1.外感風寒・頭痛・鼻塞 白芷は風寒をよく散らすことができ、頭… 続きを読む »白芷 びゃくし
肺朝百脉 解説 「肺朝百脉」とは、肺の生理を述べた言葉である。 この用語は、『黄帝内経・素問』の「経脉別論」にある文章が元になっている。 食氣入胃.散精於肝.淫氣於筋. 食氣入胃.濁氣歸心.淫精於脉. 脉氣流經.經氣歸於… 続きを読む »肺朝百脉
梅核気 ばいかくき 概要 梅核気は、鬱証に属する症状の一つである。 自覚的には、実際に物はないのに、咽喉の中に物があるような閉塞した感覚があり、これを吐き出そうとしても出ず、これを飲み込もうにも下におりていかない。 梅核… 続きを読む »梅核気
半夏厚朴湯 はんげこうぼくとう 出典 『金匱要略』 分類 理気剤 行気 ← 半夏厚朴湯 降気 組成・方解 組成・方解 君薬 半夏(12g):化痰散結・降逆和胃 臣薬 厚朴(9g) :下気除満・燥湿化痰・半夏の散結、降逆を… 続きを読む »半夏厚朴湯
附子湯 ぶしとう 出典 『傷寒論』 分類 祛湿剤 袪湿和胃 清熱祛湿 利水滲湿 温化水湿 ← 附子湯(真武湯の附方) 祛風勝湿 組成・方解 組成 君薬: 附子(二枚・15g) 臣薬: 茯苓(9g)・人参(6g) 佐薬: … 続きを読む »附子湯
白芍 びゃくしゃく 分類 補虚薬 補気薬 補陽薬 補血薬 ← 白芍 補陰薬 性味・帰経 性味: 甘・酸 / 微寒 帰経: 肝経・脾経 効能・主治 養血斂陰 柔肝止痛 平抑肝陽 応用 1.月経不調、経行腹痛、崩漏、自汗、盗… 続きを読む »白芍 Paeonia lacitiflora Pall
補中益気湯 出典 『脾胃論』 分類 組成・方解 君薬: 黄耆(18g) 補中益気、升陽固表 臣薬: 炙甘草(9g)・人参(6g)・白朮(9g) 補気健脾 佐薬: 当帰(3g)・陳皮(6g) 当帰は養血和営陳皮は理気和胃。… 続きを読む »補中益気湯 ほちゅうえっきとう