柏子仁 はくしにん
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柏子仁 はくしにん

柏子仁とは?  この記事のポイント 柏子仁は安神薬に分類され、虚煩不眠、惊悸怔忡などの証に用いられる。また、種子であるため潤の性質を持ち、油が多いために腸燥便秘に用いられる。 柏子仁の出典 『神農本草経』 柏子仁の性味・…

平胃散 へいいさん
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平胃散 へいいさん

平胃散 ごれいさん 平胃散は、祛湿剤・燥湿和胃に分類される。湿が脾胃に滞っているものに対して効果を発揮する。脾胃の作用が弱っている場合に候補として挙がりやすい方剤である。 出典 『和剤局方』 分類 祛湿剤 燥湿和胃 ← …

白朮 びゃくじゅつ
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白朮 びゃくじゅつ

「白朮」とは? 白朮は補気薬に分類される。脾経・胃経に帰経するため、補気健脾の要薬になる。また運化作用を強くするので、燥湿利水も出来るため、痰飲水腫の良薬にも。その他に肌表不固、安胎作用などもある。 金銀花の出典 『神農…

扶正袪邪 ふせいきょじゃ
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扶正袪邪 ふせいきょじゃ

「扶正袪邪」とは? 「扶正袪邪」の概要 「正」とは、人体の正気のことをいう。 「邪」とは、体に悪さをする邪気のことをいう。 「扶正」とは、正気を扶助して強めること。またそのための薬や経穴を用いること。 「袪邪」とは、邪気…

麦門冬湯 ばくもんどうとう
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麦門冬湯 ばくもんどうとう

「麦門冬湯」とは? 麦門冬湯の出典 『金匱要略』 麦門冬湯の分類 治燥剤 軽宣潤燥 滋陰潤燥 ← 麦門冬湯 麦門冬湯の組成 麦門冬(60g) 半夏(9g) 人参(6g) 甘草(3g) 粳米(6g) 大棗(3枚) ※各生薬…

補中益気湯 ほちゅうえっきとう
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補中益気湯 ほちゅうえっきとう

補中益気湯 出典 『脾胃論』 分類 組成・方解 君薬: 黄耆(18g) 補中益気、升陽固表 臣薬: 炙甘草(9g)・人参(6g)・白朮(9g) 補気健脾 佐薬: 当帰(3g)・陳皮(6g) 当帰は養血和営陳皮は理気和胃。…