痞 ひ

症状症候用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

「痞」とは?

痞の概要

痞とは、胸腹間に気機が阻塞不舒した一種の自覚症状のことを言う。

痞の原因

邪熱壅聚、気虚気滞が原因となる。

痞の種類

腸満の感覚がある場合は、「痞満」と称する。

邪熱阻滞が上焦にあれば、胸部痞塞となって「胸痞」と言う。

もし痰湿があり、胸痞の程度が甚だしいときは、物がそこにつかえているような違和感があり、この場合は「胸中痞硬」と称する。

邪熱阻滞が胃脘部にあり、これを按じてみると軟にして不痛の時は「心下否」と言う。
もしこれを按じて抵抗感があれば、邪熱と胃中停水が相まって阻んでいて、「心下痞硬」と称する。

急・慢性の胃腸炎、消化不良の場合は、常にこれらの症状が出現することが多くなる。

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