五十音別

東洋医学・中医学・薬膳・鍼灸の用語を50音でまとめました

舌診について① 舌診の概要・意義
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舌診について① 舌診の概要・意義

舌診について① 舌診は、中医学(東洋医学)の歴史の中でも最も古い頃から活用されており、すでに『黄帝内経』や『傷寒論』などの古医書(古典医籍)の中にもうかがい知ることができる。 13世紀に至って、舌診を伝えるはじめての専門…

塞因塞用 そくいんそくよう
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塞因塞用 そくいんそくよう

「塞因塞用」とは? 「塞因塞用」の概要 塞因塞用は、『素問・至真要大論』に初出する反治法の一つである。 塞因塞用とは、補を以て塞を開くことである。 すなわち補益薬を用いて閉塞不通の症状をもつ病証を治療することである。 […

扶正袪邪 ふせいきょじゃ
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扶正袪邪 ふせいきょじゃ

「扶正袪邪」とは? 「扶正袪邪」の概要 「正」とは、人体の正気のことをいう。 「邪」とは、体に悪さをする邪気のことをいう。 「扶正」とは、正気を扶助して強めること。またそのための薬や経穴を用いること。 「袪邪」とは、邪気…

奇経八脈 きけいはちみゃく
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奇経八脈 きけいはちみゃく

奇経八脈 概念 奇経八脈は、十二正経とは別の経脉を形成している。 奇経八脈には、督脉、任脉、衝脈、帯脉、陰維脈、陽維脉、陰蹻脉、陽蹻脈の八つのルートがある。 奇経八脈は十二正経とは異なり、十二臓腑には直接属していない。陰…