竹葉 ちくよう
「竹葉」とは? 竹葉は清熱薬・清熱瀉火薬に分類される。熱病煩熱口渇に用いられたり、心火上炎、口舌生瘡や驚熱にも利用される。別名を「淡竹葉」という。 [quads id=8] 竹葉の別名 淡竹葉 竹葉の出典 『名医別録』 …
東洋医学・中医学・薬膳・鍼灸の用語を50音でまとめました
「竹葉」とは? 竹葉は清熱薬・清熱瀉火薬に分類される。熱病煩熱口渇に用いられたり、心火上炎、口舌生瘡や驚熱にも利用される。別名を「淡竹葉」という。 [quads id=8] 竹葉の別名 淡竹葉 竹葉の出典 『名医別録』 …
「白朮」とは? 白朮は補気薬に分類される。脾経・胃経に帰経するため、補気健脾の要薬になる。また運化作用を強くするので、燥湿利水も出来るため、痰飲水腫の良薬にも。その他に肌表不固、安胎作用などもある。 [quads id=…
「金銀花」とは? 金銀花は清熱薬の中でも、清熱解毒薬に分類される。外感風熱、あるいは温熱病の初期で発熱して微悪風寒のあるものに用いられる。また、瘡、瘍、癤腫などの外科的な症状にも用いられたりもする。 [quads id=…
公孫とは? 公孫は足太陰脾経上にある経穴・ツボである。理脾和胃のはたらきがある。 [quads id=8] 経穴名の由来 古代、貴族の子供を公子と呼んでいた。さらに公子の子を公孫と称した。 公孫は、足太陰脾経の絡脈の分支…
外関とは? 外関は手の少陽三焦経上にある経穴・ツボである。外関は八脈交会穴で陽維脈に通じ、絡穴としては手の厥陰心包経に通じる。応用範囲は広いツボである。 [quads id=8] 経穴名の由来 前腕の伸筋側は「外」である…
列缺とは? 列缺は手の太陰肺経上にある経穴・ツボである。肺経上にあるため、呼吸器系にまつわる症状に効果を発揮すると共に、八脈交会穴でもあり、絡穴でもあるので、応用範囲は広いツボである。 [quads id=8] 経穴名の…
内関とは? 内関は手の厥陰心包経の絡穴である。心包経の上にあるため、心臓や血管系に効果があると考えられており、血流の改善などによく使われる。八脈交会穴でもあり、絡穴でもあるので、応用範囲は広いツボである。 [quads …
「桃仁」とは? 桃仁は活血祛瘀薬に分類され、活血祛瘀、潤腸通便などの効用がある。この作用から、痛経、結滞、産後瘀滞不屈、跌打損傷、瘀阻疼痛、さらには肺瘍、腸瘍にも用いられる。その他に、腸燥便秘、咳嗽気喘に対しても補助薬と…
藿香正気散 かっこうしょうきさん [quads id=1] 出典 『太平恵民和剤局方』 分類 祛湿薬 燥湿和胃 ← 藿香正気散 清熱祛湿 利湿滲湿 温化水湿 祛風勝湿 組成 大腹皮30g 白芷30g 紫蘇30g 茯苓30…
「桂枝」とは? 「桂枝(けいし)」は辛温解表薬の代表的な生薬です。桂枝には発汗解表、温経通陽といった作用があり、これらの作用から、外感風寒、風寒湿痺、水湿内停など幅広い証に適用されるので、証の機序を理解しながら、そこに使…
「引火帰原」とは? [quads id=1] 「引火帰原」の概要 引火帰原とは、腎の虚火が上昇しているのを治療する方法である。 腎火が上昇することを、「浮火」あるいは「浮陽」という。 この「浮火」「浮陽」という状態になる…
胃熱・胃火 [quads id=1] 胃熱が盛んになると、鬱した化火が上炎する。 すなわちこれが胃熱・胃火である。 胃熱や胃火の多くの原因は、邪熱が胃を犯すことにある。 酒の飲み過ぎ、辛いものの摂りすぎ、脂っこく味の濃い…
胃寒 [quads id=1] 胃寒とは、胃の陽気を損傷した状態のことをいう。 胃寒になる原因は、生ものや冷たいものを過食したり、完了剋伐の薬物を多用したことにある。また、体質として胃が冷えやすいということもある。 胃寒…
胃陰虚 [quads id=1] 胃陰虚とは、胃の陰液が枯涸して胃の能力が失調することである。 胃陰枯涸の多くは、熱病の後期に現れるが、これは邪熱が長く留まって胃の陰液に影響が出たためである。久病が回復していかないと、陰…
胃気虚 [quads id=1] 胃気虚の多くは、飲食物の不摂生が長く続いたり、繰り返されたことによって起きるもので、そのために胃気が損傷するまでに至った状態である。もともとの体質によるものや、慢性病で元気が回復していな…
「藿香」とは? [quads id=8] 藿香の出典 『名医別録』 藿香の分類 芳香化湿薬 ← 藿香 [quads id=1] 藿香の性味・帰経 性味: 辛 / 微温 帰経: 脾経・胃経・肺経 藿香の効能・主治 化湿 解…
舌質(舌神、舌色、舌形、舌態)を診る 舌の形態 ここでは、東洋医学から見た舌の形体について述べておきます。 『形色外診簡摩・舌質舌苔辨』では、舌について以下のように説いています。 「夫舌為心竅、其伸縮展転、則筋之所為、肝…
舌診の区分・注意事項 舌診の区分 これまで見てきたように、中医学は、古来より舌と臓腑の密接な関係を観察してきました。それらをまとめてみると、舌診の区分は以下の二つに分けることができます。 胃経による区分 五臓による区分 …
舌と臓腑の関係と舌診の原理 舌の形態 ここでは、東洋医学から見た舌の形体について述べておきます。 『形色外診簡摩・舌質舌苔辨』では、舌について以下のように説いています。 「夫舌為心竅、其伸縮展転、則筋之所為、肝之用也。其…