Author: 瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

表参道で鍼灸院を営んでいます。 古典的な鍼灸をする者として、言葉の定義も丁寧にしていきたい今日この頃です。 詳しいプロフィールはこちら
平胃散 へいいさん
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平胃散 へいいさん

平胃散 ごれいさん 平胃散は、祛湿剤・燥湿和胃に分類される。湿が脾胃に滞っているものに対して効果を発揮する。脾胃の作用が弱っている場合に候補として挙がりやすい方剤である。 出典 『和剤局方』 分類 祛湿剤 燥湿和胃 ← …

麻杏甘石湯 まきょうかんせきとう
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麻杏甘石湯 まきょうかんせきとう

麻杏甘石湯 まきょうかんせきとう [quads id=1] 出典 『傷寒論』 分類 解表薬 辛涼解表 ← 麻杏甘石湯 組成 麻黄 5g 杏仁 9g 甘草 6g 石膏 18g ※用量は、中国の教材である『方剤学』(上海科学…

桃仁 とうにん
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桃仁 とうにん

「桃仁」とは? 桃仁は活血祛瘀薬に分類され、活血祛瘀、潤腸通便などの効用がある。この作用から、痛経、結滞、産後瘀滞不屈、跌打損傷、瘀阻疼痛、さらには肺瘍、腸瘍にも用いられる。その他に、腸燥便秘、咳嗽気喘に対しても補助薬と…

藿香正気散 かっこうしょうきさん
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藿香正気散 かっこうしょうきさん

藿香正気散 かっこうしょうきさん [quads id=1] 出典 『太平恵民和剤局方』 分類 祛湿薬 燥湿和胃 ← 藿香正気散 清熱祛湿 利湿滲湿 温化水湿 祛風勝湿 組成 大腹皮30g 白芷30g 紫蘇30g 茯苓30…

胃熱(胃火) いねつ・いか
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胃熱(胃火) いねつ・いか

胃熱・胃火 [quads id=1] 胃熱が盛んになると、鬱した化火が上炎する。 すなわちこれが胃熱・胃火である。 胃熱や胃火の多くの原因は、邪熱が胃を犯すことにある。 酒の飲み過ぎ、辛いものの摂りすぎ、脂っこく味の濃い…