荊芥 けいがい
荊芥とは? この記事のポイント 荊芥は解表薬のなかでも、辛温解表薬に分類される。袪風解表の効果があるが、その性質は和平であることが特徴になる。 荊芥の出典 『神農本草経』 荊芥の分類 荊芥の性味・帰経 荊芥の効能 荊芥の…
芍薬湯とは? 芍薬湯の出典 『素問病機気宜保命集』 芍薬湯の分類 清熱剤 清臓腑熱 ← 芍薬湯 芍薬湯の組成 芍薬 15~20g 当帰 9g 黄連 5~9g 檳榔 5g 木香 5g 甘草 5g 大黄 9g 黄芩 9g 肉…
川芎茶調散とは? 川芎茶調散の出典 『太平恵民和剤局方』 川芎茶調散の分類 治風剤 疏散外風 ← 川芎茶調散 川芎茶調散の組成 川芎 120g 荊芥 120g 白芷 60g 羌活 60g 甘草 60g 細辛 30g 防風…
劉完素とは? 生年 1120~1200金代の医家 名前 劉完素は、字を守真といい、通玄処士と号した。金の時代に、河間(河北河間県)の人であるため、その出身地から後に劉河間とも呼ばれる。 出身 河北河間県 略歴 劉完素は…
正治・逆治とは? 正治・逆治の概念 どんなときに使う治法か? 正治(せいち)とは、対象となる証候の性質とは逆の方向から治療することを言う。逆の方向から治療するため、正治は逆治(ぎゃくち)とも呼ばれる。“逆”というのは、…
甘麦大棗湯とは? 甘麦大棗湯の出典 『金匱要略』 甘麦大棗湯の分類 安神剤 ← 甘麦大棗湯 甘麦大棗湯の組成 甘草 9g 小麦 9~15g 大棗 5~7枚 甘麦大棗湯の効能 養心安神 和中緩急 補脾気 甘麦大棗湯の主治…
培土生金とは? 「培土生金」の概念 どんなときに使う治法か? 「培土生金」は、肺の虧虚がある場合に、脾の力も一緒に回復させながら肺を補う治療方法である。症状としては、肺虚久咳、痰多清稀という肺の症状があり、かつ食欲減退、…
培土抑木とは? 「培土抑木」の概念 どんなときに使う治法か? 肝気が鬱結すると、その影響で脾の運化作用が衰える(肝旺脾虚、木剋土の証)。このような状況になると、症状としては両脇脹痛、食欲不振、腹脹腸鳴、大便稀糖になり、舌…