胃寒 いかん
胃寒 [quads id=1] 胃寒とは、胃の陽気を損傷した状態のことをいう。 胃寒になる原因は、生ものや冷たいものを過食したり、完了剋伐の薬物を多用したことにある。また、体質として胃が冷えやすいということもある。 胃寒…
胃寒 [quads id=1] 胃寒とは、胃の陽気を損傷した状態のことをいう。 胃寒になる原因は、生ものや冷たいものを過食したり、完了剋伐の薬物を多用したことにある。また、体質として胃が冷えやすいということもある。 胃寒…
胃陰虚 [quads id=1] 胃陰虚とは、胃の陰液が枯涸して胃の能力が失調することである。 胃陰枯涸の多くは、熱病の後期に現れるが、これは邪熱が長く留まって胃の陰液に影響が出たためである。久病が回復していかないと、陰…
胃気虚 [quads id=1] 胃気虚の多くは、飲食物の不摂生が長く続いたり、繰り返されたことによって起きるもので、そのために胃気が損傷するまでに至った状態である。もともとの体質によるものや、慢性病で元気が回復していな…
「塞因塞用」とは? 「塞因塞用」の概要 塞因塞用は、『素問・至真要大論』に初出する反治法の一つである。 塞因塞用とは、補を以て塞を開くことである。 すなわち補益薬を用いて閉塞不通の症状をもつ病証を治療することである。 […
「扶正袪邪」とは? 「扶正袪邪」の概要 「正」とは、人体の正気のことをいう。 「邪」とは、体に悪さをする邪気のことをいう。 「扶正」とは、正気を扶助して強めること。またそのための薬や経穴を用いること。 「袪邪」とは、邪気…
経絡系統の組成 [quads id=1] 経絡系統 経脉 十二経 手三陰経 手の太陰肺経 手の厥陰心包経 手の少陰心経 手三陽経 手の陽明大腸経 手の少陽三焦経 手の太陽小腸経 足三陽経 足の陽明胃経 足の少陽胆経 足の…
柔肝・養肝・養血柔肝 概要 柔肝とは、肝血が不足している肝陰虚を治療することをいう。 肝陰虚になると、視力減退、両眼乾渋、夜盲、ときに頭暈耳鳴、爪甲色淡、あるいは睡眠が浅く夢が多くなる、口乾や津液が少なくなる、脈弱細とい…
東医宝鑑とは? 概要 『東医宝鑑』は、李氏朝鮮中期時代の侍医として活躍した許俊(ホジュン)が、1611年に完成した古医書である。 『東医宝鑑』は全部で二十三巻ある大部であり、朝鮮第一の医学書と賞賛されている。 『東医宝鑑…
陰陽互損 [quads id=1] 概要 陰陽の間には相互に関係性がある。 陰陽の偏衰(へんすい:陰陽のどちらかが衰えていくこと)が一定期間進むと、陰損が陽に及び、陽損が陰に及び、陰陽が互いに損なわれて病理変化を起こす。…
陰陽転化 [quads id=1] 概要 転化とは、転換、変換のことを言う。 陰陽の平衡が一方に傾いていったとき(陰陽の量的変化)、陰と陽の質的変化が起きることを陰陽転化という。陰陽転化は、事物や現象の運動がどのように変…
陰陽互根 [quads id=1] 概要 消長とは増減や盛衰のことを言う。 陰陽対立の場合は、対立する事物や現象を比較するとき、ある一時期の静止した状態で判断することが多い。 しかし事物や現象というものは、常に一定という…
陰陽互根 [quads id=1] 概要 陰と陽は対立する間柄にありながら、陰も陽も、お互い自分自身の存在・発展・運動に、相手の存在を必要としている。 つまり、陰があるから陽は存在でき、陽があるから陰は存在でき、そしてさ…
陰陽対立 [quads id=1] 概要 陰陽対立とは、陰と陽が相互に排斥し合ったり、相互に闘争したり、相互に制約しあっている関係にあることを言う。 陰陽の平衡とは、陰と陽が相互に対立し、お互いを牽制し合うことによって成…
陰陽 [quads id=1] 概要 中国医学の基礎理論の根幹の一つに、「陰陽論」というものがある。これは、世の中にある万物を、相対的に比較し、陰と陽という二つに分類していく思考方法である。例えば太陽と月を比較した場合、…
載陽 さいよう [quads id=1] 解説 下焦が虚寒して、陽気が体の上部に浮越したことにより、下部に真寒が出現し、上に仮熱が生じた証候のことをいう。 患者には、気短、呼吸促迫、倦怠、懶言、頭暈心悸、足冷、小便清、大…
八法 [quads id=1] 解説 鍼灸や漢方を施術する者は、四診法を使って患者の体の情報を収集し、弁証をする。そしてそこから治療方法(鍼灸や漢方薬の治療方針・治療内容)を選択していくのであるが、古来よりこの選択には様…