中脘 ちゅうかん
中脘について
穴名の由来
中脘の「中」は、中間のこと。「脘」は胃腑のことを指している。中脘穴は、胃の募穴で、臍と胸骨体下縁を結ぶ線の中点に位置する。
別名
上紀、胃脘、太倉、胃管、中管、胃募
所属
任脉
位置
前正中線上で、臍の上4寸。
作用
- 調理中焦、健脾化湿、和胃降逆
- 和胃利湿
主治
胃痛、腹部膨満、腹鳴、嘔吐、下痢、赤痢、消化不良、黄疸、胃腸虚弱
竹茹 ちくじょ 分類 化痰止咳平喘薬 化痰薬 ← 竹茹 止咳平喘薬 性味・帰経 性味: 甘 / 微寒 帰経: 肺経・胃経・胆経 効能・主治 清化熱痰 除煩止嘔 応用 1.肺熱咳嗽、咳痰黄稠、及びそこからの痰火内擾、…
十五絡脈 概念 十二経脉と任脉・督脉には、それぞれに本経とは別に出ている十四の絡脈があり、さらに脾の大絡(大包)を加えて、総計十五の絡脈がある。これを、「十五絡脈」「十五別絡」と称する。 十五絡脈の分布 1.十二経の絡脈…
中満とは? 中満の症状 中満とは、腹中が脹満している症状のことをいう。 中満の原因 脾胃の運化機能が失調し、気機痞塞することで中満になる。 中満の原因は、気虚、食滞、寒濁上壅、湿熱困阻などがある。
当帰 とうき 分類 補虚薬 補気薬 補陽薬 補血薬 ← 当帰 補陰薬 性味・帰経 性味: 甘・辛 / 温 帰経: 肝経・心経・脾経 効能・主治 補血 活血 止痛 潤腸 応用 1.血虚諸証 当帰は補血薬として、血虚が引き起…