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載陽

中医基礎理論用語C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

載陽 たいよう

解説

下焦が虚寒して、陽気が体の上部に浮越したことにより、下部に真寒が出現し、上に仮熱が生じた証候のことをいう。

患者には、気短、呼吸促迫、倦怠、懶言、頭暈心悸、足冷、小便清、大便稀溏などが症状として現れ、舌は胖嫰、苔は黒にして潤といった真寒の特徴を呈する。
ただし、時に面色浮紅、口鼻に出血が生じたり、口燥、歯浮、脈が浮大で按ずると空虚無力といった、仮熱の症状が出ることもある。

載陽と格陽は、真寒仮熱の病理変化である。
格陽証は内真寒にして外仮熱であり、載陽証は、下虚寒にして上仮熱の違いがある。
ただし、実際の臨床では、病状は常に変化を伴うもので、載陽と格陽は入れ替わりたい変り変化していくもので、完全に分けるのは難しいところもある。

参考用語

陰盛格陽

参考資料

表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院の院長をしています。

伝統鍼灸を主体にしておりますので、中医学も含めた、役に立つ情報をお届けしたいと思います。

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