柔肝・養肝・養血柔肝 2020年1月28日2019年12月31日 by 東洋医学の会 柔肝・養肝・養血柔肝 概要 柔肝とは、肝血が不足している肝陰虚を治療することをいう。 肝陰虚になると、視力減退、両眼乾渋、夜盲、ときに頭暈耳鳴、爪甲色淡、あるいは睡眠が浅く夢が多くなる、口乾や津液が少なくなる、脈弱細という症状が出てくる。 当帰、白芍、地黄、何首鳥、枸杞子、女貞子、旱蓮草、桑椹子などの生薬を使う。 “肝為剛臓”という言葉があるように、肝は血を頼りに養われる。 それ故に、養血の生薬を選ぶようにすれば、肝が養われることになる。