梅核気
梅核気 ばいかくき 概要 梅核気は、鬱証に属する症状の一つである。 自覚的には、実際に物はないのに、咽喉の中に物があるような閉塞した感覚があり、これを吐き出そうとしても出ず、これを飲み込もうにも下におりていかない。 梅核…
梅核気 ばいかくき 概要 梅核気は、鬱証に属する症状の一つである。 自覚的には、実際に物はないのに、咽喉の中に物があるような閉塞した感覚があり、これを吐き出そうとしても出ず、これを飲み込もうにも下におりていかない。 梅核…
青蒿 せいこう 分類 清熱薬 清熱瀉火薬 清熱燥湿薬 清熱涼血薬 清熱解毒薬 清虚熱薬 ← 青蒿 性味・帰経 性味: 苦・辛 / 寒 帰経: 肝経・胆経・腎経 効能・主治 退虚熱 涼血 解暑 截瘧 応用 1.瘧疾肝熱に…
升麻 しょうま 分類 解表薬 辛温解表薬 辛涼解表薬 ← 升麻 性味・帰経 性味: 辛・甘 / 微寒帰経: 肺経・脾経・大腸経・胃経 効能・主治 発表透疹清熱解毒升陽挙陥 応用 1.外感風熱による頭痛、麻疹初期、疹発不暢…
補中益気湯 出典 『脾胃論』 分類 組成・方解 君薬: 黄耆(18g) 補中益気、升陽固表 臣薬: 炙甘草(9g)・人参(6g)・白朮(9g) 補気健脾 佐薬: 当帰(3g)・陳皮(6g) 当帰は養血和営陳皮は理気和胃。…
杏仁 きょうにん 分類 化痰止咳平喘薬 温化寒痰薬 清熱化痰薬 止咳平喘薬 ← 杏仁 薬性 性味: 苦・微寒・有小毒 帰経: 肺経・大腸経 効能・主治 止咳平喘: 咳を止めて、喘を平定する 潤腸通便: 腸を潤し、便の通じ…
桂枝湯 出典 『傷寒論』 分類 解表剤 辛温解表剤 ← 桂枝湯 辛涼解表剤 扶正解表剤 組成・方解 君薬: 桂枝(9g) 解肌発表、表にある風邪を去る 臣薬: 芍薬(白芍)(9g) 益陰斂営、斂固外泄之営陰 桂枝と芍薬は…
弁証・弁証論治 解説 四診法(望・聞・問・切)とう東洋医学独自の診察方法を用い、身体の体質、症状などの情報を収集し、それらを分析、統合して、疾病の原因、性質、部位、正気と邪気の関係などを把握すること。 「論地」と併せて、…
張仲景 名前 張仲景 名は機(き) 時代 150年頃~219年頃 後漢末 出身地 南陽涅陽(今の河南省南陽鄧県) 業績 張仲景は、『黄帝内経』などの古典医籍を幅広く研究し、豊富な臨床経験を積んだ後、『傷寒雑病論』十六巻を…
『傷寒論』とは? 著者 張仲景(150~219年) 時代 東漢末年 『傷寒論』の概要 『傷寒論』は、張仲景が著わした書物で、麻黄湯、桂枝湯、芍薬甘草湯など、現代でも普通に使用される漢方薬・方剤の基本が記されています。 『…