労宮 ろうきゅう
労宮について
穴名の由来
労宮の「労」は労働を意味し、「宮」は皇宮のことである。手は労働に携わる器官。労宮が所属する心包は、君主である心に仕え、その宮城を意味する。
所属
手厥陰心包経
位置
手掌中央の横紋の中で、第二・第三中手骨の間。拳を握り中指先端の当たるところ。
作用
清心、安神、涼血、和胃
主治
心部痛、癲狂、癇症、嘔吐、口内炎、口臭、鵞掌風
三陰交について 穴名の由来 三陰交の「交」は、会合する場所、交会する場所という意味がある。というのは、三陰交は、足の三つの陰経(足太陰脾経、足少陰腎経、足厥陰肝経)が交わるところであるからである。 別名 承命、太陰 所属…
内関とは? 内関は手の厥陰心包経の絡穴である。心包経の上にあるため、心臓や血管系に効果があると考えられており、血流の改善などによく使われる。八脈交会穴でもあり、絡穴でもあるので、応用範囲は広いツボである。 経穴名の由来 …