熱入心包

中医・東洋医学基礎理論用語
熱入心包
解説
温邪化熱したものが裏に入り、高熱、神昏、譫語或いは昏沈不語などの症状が出てきたものを熱入心包という。
例えば心包に逆伝して生じた症状も同じようなことが起きるが、病情の伝変には違いがある。
昏迷や驚厥が続くと多くは天未清醒となるが、これは邪恋心包と称するが、この“恋”は“留恋して去らず”の意味で、すなわち病邪が心包に長く留まってしまうことを指しており、多くの場合挟痰が起き、後遺症が出やすくなってしまう。
参考資料
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