芍薬
芍薬 しゃくやく
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芍薬で総称されていた
芍薬は『馬王堆医書』や『武威医簡』などの最も古い部類の医書に出てくるものですが、『神農本草経』などでもそうですが、この頃はまだ赤芍と白芍の区別はありませんでした。
つまり、張仲景が著わした『傷寒論』『金匱要略』の時代もその区別がありませんので、そこに収められている方剤の組成は、芍薬となっています。
しかしその後唐末宋初になると、明確に赤芍と白芍に分けられるようになりました。書物としては、宋代に出版された『図経本草』ではじめて金芍薬(赤芍)と木芍薬(白芍)と分類して記されたようです。
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赤芍と白芍の違い
赤芍と白芍の違いは、以下の項目をご覧下さい。
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赤芍について
白芍について
参考資料
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