川楝子
川楝子 せんれんし
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分類
- 理気薬 ← 川楝子
性味・帰経
性味: 苦 / 温
帰経: 肝経・胃経・小腸経・膀胱経
効能・主治
- 行気止痛
- 殺虫
- 療癬
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応用
1.肝気鬱滞、或いは肝胃不和による脇肋作痛、脘腹疼痛及び疝気痛などの証
川楝子は行気止痛の働きがある。性味が苦・寒で降ろす作用があるため、疏泄肝熱もできる。そこで熱象が見られる証に比較的使われる。常に延胡索と配伍されることで、止痛作用が強化される。例として、金鈴散がある。
もし寒象が見られるような寒疝少腹脹痛の場合は、小茴香、呉茱萸、木香と配して散寒理気止痛する。例として、導気湯。
2.虫積腹痛
川楝子はよく殺虫、よく止痛する。檳榔、使君子などと一緒に用いられる。
3.その他
川楝子は外用として頭癬の治療に用いられる。
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用量用法
3~10g
外用は適量
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注意
川楝子の性味は苦寒なので、脾胃虚寒の人には用いないようにする。
参考資料
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