夏枯草
夏枯草 かごそう
[quads id=1]
分類
- 清熱薬
- 清熱瀉火薬 ← 夏枯草
- 清熱燥湿薬
- 清熱涼血薬
- 清熱解毒薬
- 清虚熱薬
性味・帰経
性味: 苦・辛 / 寒
帰経: 肝経・胆経
効能・主治
- 清肝火
- 散鬱結
- 降血圧
[quads id=2]
応用
1.肝火上炎、目赤腫痛、目珠疼痛、羞明流泪、頭痛、眩暈などの証
夏枯草は、よく肝火を清泄し、頭目を清する。
夏枯草単用で用いることもできるが、石決明、菊花、蝉蛻などと一緒に用いる。
痛久血傷のような目珠疼痛は、すべからく当帰、生地、白芍などの補血養肝の薬と配伍する。
2.痰火鬱結による瘰癧、癭瘤
夏枯草は、よく清熱散結する。単用で煎服してもよく、あるいは熬膏服でもよい。患部に涂してもよい。あるいは玄参、牡蛎、昆布などと配伍することも。
夏枯草の清熱散結作用は、消散瘍腫にも用いられる。
3.その他
夏枯草の清泄肝火作用は、肝熱や陽亢の証による現代の高血圧病にも常用される。
[quads id=3]
用量用法
10~15g
煎服あるいは熬膏服
[quads id=4]
参考資料