生薬中薬学用語(C)東洋医学・鍼灸・漢方辞典dictionary oriental medicine

黄耆 astragalus

| |

黄耆とは?

 この記事のポイント

黄耆の出典

『神農本草経』

分類

  • 補虚薬
    • 補気薬 ← 黄耆
    • 補陽薬
    • 補血薬
    • 補陰薬

薬性

性味: 甘・微温
帰経: 脾経・肺経

効能・主治

補気健脾:
升陽挙陥:
益衛固表:
利尿消腫:
托毒生筋:

応用

脾気虚証に対して

補中益気湯の要となる生薬。

脾気虚弱

[quads id=2]

豆知識

黄耆は『馬王堆医書』にも記載されており、古くから薬用として利用されてきた。
『神農本草経』には、中品として記載されており、「癰疽、久敗瘡を治す。排膿、止痛、大風、癩疾、五痔、鼠瘻、補虚、小児百病」とある。
黄耆の「耆」は、長とか老の意味で、根が黄色でかなり長いことに由来する。
和名は「やはらくさ」「かはらくさ」。「やはらくさ」とは、根が柔らかく綿のようであることから付いた名前である。

[quads id=3]

方剤例

補中益気湯
黄耆建中湯
帰耆建中湯
加味帰脾湯
帰脾湯
桂枝加黄耆湯
七物降下湯
十全大補湯
秦艽姜活湯
清暑益気湯
当帰飲
人参栄養湯
など
[quads id=4]

用方・用量

注意

参考資料

商品

Similar Posts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です