疏肝 そかん
「疏肝」とは?
[quads id=1]
「疏肝」の概念
肝気の鬱結を散らすこと。
肝はとても強い臓器で、『黄帝内経』の「霊蘭秘典論」では、肝臓は将軍に喩えられます。
それくらい強い肝ですから、抑制されると鬱滞もしやすくなります。
肝をのびやかにしてあげる、疏肝は、肝臓にとってとても大切な治療法則になります。
[quads id=8]
「石決明」とは? [quads id=1] 石決明の出典 『名医別録』 石決明の分類 平肝熄風薬 ← 石決明 石決明の性味・帰経 性味: 鹹 / 寒 帰経: 肝経 石決明の効能・主治 平肝潜陽 清肝明目 [quads i…
『傷寒論』とは? この記事のポイント 『傷寒論』は、張仲景が編纂した漢方薬の聖典。麻黄湯、桂枝湯をはじめ、さまざまな方剤を編み出し、後代に多大な影響を与えた書物である。 著者 張仲景(150~219年) 時代 東漢末年 …
「扶正袪邪」とは? 「扶正袪邪」の概要 「正」とは、人体の正気のことをいう。 「邪」とは、体に悪さをする邪気のことをいう。 「扶正」とは、正気を扶助して強めること。またそのための薬や経穴を用いること。 「袪邪」とは、邪気…
正治・逆治とは? 正治・逆治の概念 どんなときに使う治法か? 正治(せいち)とは、対象となる証候の性質とは逆の方向から治療することを言う。逆の方向から治療するため、正治は逆治(ぎゃくち)とも呼ばれる。“逆”というのは、…
「引火帰原」とは? [quads id=1] 「引火帰原」の概要 引火帰原とは、腎の虚火が上昇しているのを治療する方法である。 腎火が上昇することを、「浮火」あるいは「浮陽」という。 この「浮火」「浮陽」という状態になる…
逍遥散 しょうようさん [quads id=1] 出典 『太平恵民和剤局方』 分類 和解剤 和解少陽 調和肝脾 ← 逍遥散 調和腸胃 効用 疏肝解鬱 健脾和営 [quads id=3] 主治 肝鬱血虚にして両脇作痛、寒熱…