懸飲(けんいん)
懸飲(けんいん) 概論 懸飲とは、脇肋部に留まる水飲のことを言う(飲停胸脇)。 主な症状は、胸脇脹満疼痛(脇下部位が主)、呼吸、咳唾、転側したときに疼痛があり、重みを感じる、気短息促などの症状がある。 『金匱要略』にも見…
懸飲(けんいん) 概論 懸飲とは、脇肋部に留まる水飲のことを言う(飲停胸脇)。 主な症状は、胸脇脹満疼痛(脇下部位が主)、呼吸、咳唾、転側したときに疼痛があり、重みを感じる、気短息促などの症状がある。 『金匱要略』にも見…
痰飲(たんいん) 解説 痰飲には、広義と両義の二つの意味がある。 (1)広義の痰飲 広義の痰飲は、さまざまな臓腑の病理変化で生じる滲出液や、水分が停留して起きる水飲病の総称である。 体内の水液代謝がうまくはたらかなくなり…
張仲景 名前 張仲景 名は機(き) 時代 150年頃~219年頃 後漢末 出身地 南陽涅陽(今の河南省南陽鄧県) 業績 張仲景は、『黄帝内経』などの古典医籍を幅広く研究し、豊富な臨床経験を積んだ後、『傷寒雑病論』十六巻を…