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東洋医学・鍼灸医学の古典を読んでいますと、“女性は男性よりも多くの病気をしがちである”という記述を目にすることがあります。これは、女性の場合、子供を産む機能を持っているために、男性よりも様々な面で繊細であり、特別であることを示した言葉であると思います。また子孫繁栄の礎には、子供を産み、子供を育てるという女性の力が何よりも尊いものだと感じており、医療者としても、女性を診るときは慎重にしなさいという戒めに近いものだと思います。

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このような記述からも分かるように、東洋医学・鍼灸医療は、昔から女性を大切にし、女性に特有の病気をよく観察してきた歴史があります。実際の臨床においても、月経不順、生理が来ない、不妊症などを愁訴に訴える女性は多く、またこういった症状は西洋医学よりも、東洋医学・鍼灸医療の方が得意分野であることも少なくありません。そういった意味からも、もう少し多くの女性に、鍼灸医療・東洋医学が効果がある医療であることを知ってもらえたらと思います。

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