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  • 著者 Andrew Biel
  • 翻訳  阪本 桂造
  • 発行 医道の日本社
  • 人体を一から作り上げていくという、面白い発想の本。その過程で見えてくる人体の構造、特徴が分かりやすい。

人体というのは本当に不思議です。勉強すればするほど、“よくできているなぁ~”と感心してしまいます。
本書は、そんな人体の不思議を一つ一つわかりやすく解説してくれています。

しかもその解説方法が面白い。
一から人体を作るという発想で、筋肉を作ったり、骨を作ったり、神経系統を作ったり(内臓系はありません)と、いろいろな部位を作り上げていきます。そしてそうやってできたものを動かし、どんな構造になっているのかを解説していきます。
また、人体の構造だけではなく、歩きの動作解析などもありますし、もし病気になった場合はどんな不具合が生じるかと言ったことも書いてあるのも臨床向けではないでしょうか。

 

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イラストもとても細かくよく描けているので、ビジュアルを楽しみながら読み進めていくことができます。
ビジュアルを楽しみながら、いつの間にか人体に関する知識が身についている、といった感じです。
解剖学が苦手な方には特にお薦めです。

特に、かしこまった勉強が苦手な人にとっては最高に役立ちます。
そうでない方にとっても、細かい知識がビジュアル的に学べるので、とても重宝すると思います。

運動器系の本なので、スポーツ鍼灸、アスレティックトレーナーなど、そういった疾患、外傷を主に扱う方にとってもお薦めです。

 

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