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本書の著者である内田悟氏は、レストラン専門青果店「御厨(みくりや)」の店主で、野菜のエキスパートとしてプロの方からも厚い信頼を得ている方です。

本書は、旬の野菜をおいしくいただくための調理技を伝授するという内容で、内田悟氏の野菜への洞察がすべて詰まったものです。本書の最初の方には、「まずは手にとり、よく見てかいでみる」「野菜の身になってみる」「野菜の世界にも、相性がある」といった内田氏独特の見解が打ち出されており、この基本から、菜の花、トマト、セロリ、ピーマンなどなどの各論に入っていきます。

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東洋医学の食材選びの基本の一つに、「旬のものを選ぶ」というのがありますが、これは内田氏のお話しと一致しておりますので、そういった意味でも東洋医学・鍼灸医学としてもおすすめの一冊になると思います。

本書は写真がとてもきれいで、作業の一つ一つを細かく解説しています。フォントも読みやすく、料理中に参考にすることができるようなちょうどいいサイズになっているのも実用的で、便利です。

「春夏版」と「秋冬版」と二冊揃えれば、一年を通して野菜を楽しむことが出来ること、間違いありません。

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